ペットホテル 東京 FILOU(フィルウ)。獣医師が経営する安心快適な ペットホテル


予約一覧

よもやま話

院長よもやま話

口内ケアのポイント

こんにちは、Dr.増田です♪
前回のよもやま(その29)では「歯周病菌の恐怖」をお伝えさせていただきました。
今回は、そんな歯周病菌から愛犬・愛猫を守るための「口内ケアのポイント」をお伝えさせていただこうと思います。

お口ケアのポイントは、
A. お口の中の汚れを落とすこと。
B. お口の中を除菌すること。
C. お口の中を乾かさないこと。
です。

A.まずは汚れを落とすこと。
汚れっていうのは、食べ物であったり、抜け毛であったり、歯垢であったり、いろいろです。
汚れを落とす方法にはいろいろありますが、ハブラシやガーゼ、コットンパフなどが一般的によく使われます。“指磨き用シート”なんて便利なものもありますね。

※べったりと歯に付着してしまった歯石の場合、スケーリング(歯石除去)を行った方が良い場合もあります。その辺りはお口の中の状況次第!ですので、自分の愛犬・愛猫の口の中の状態が良くわからない…という場合は、お早めにかかりつけの獣医さんに相談してみてください。もちろん、ご希望あらば、増田もチェックいたします。

汚れがとれたら
B. お口の中の除菌をすること。
水ハミガキで口の中に住み着いている菌を洗い流すだけでも効果はありますが、除菌効果のあるアイテムをプラスすることでさらに除菌効果がアップしますよ!
ハミガキしているのに唾液がネバネバしている場合は、ハミガキだけでは歯周病菌がやっつけられていないサイン…ぜひ除菌アイテムの力を借りてみてください。

C. お口の中を乾かさないこと。
粘膜が乾燥していると傷つきやすく、菌が繁殖しやすくなります。
時々口の中を触って、
◆粘膜が乾いていないか?
◆ネバネバの唾液が溜まっていないか?
をチェックしてみてください。特に年齢が高くなると、唾液の分泌量が減るため口の中が乾きやすくなり、歯周病菌が繁殖しやすくなるという悪循環に陥りやすいので、その場合はこまめな水分摂取が非常に有効です。

口内ケアのポイント、いかがでしたでしょうか?
すぐにチャレンジしてみようと思われた方もいれば、なかなかハードルが高いと悩まれる方もいるかもしれません。最初から『全部を完璧にやらなきゃっ!』とご自身を追いつめる必要はありませんからね!

ここで、Dr.増田がしみじみ頷いてしまう格言をひとつ。

【継続は力なり】

口内ケアで大事なことは“出来ることを、出来る範囲で続ける”ということ。
●歯みがきできるなら歯みがきだけでも。
●お口を触るだけならできる!って場合なら、歯茎マッサージだけでも。
(ちなみに歯茎マッサージ、意外と好きな子多いですよ〜)
●お口の中を触るのが無理なら、除菌エキスをそっと垂らすだけでも。
●除菌アイテムもあまり使えないなら、頻繁に水分補給してお口の中を湿らせておく。
などなど。
いかがですか?
「これなら続けられるかも!」と思えるものがあったなら、ぜひケアを始めてみてくださいね。

以上、Dr.増田のよもやま話「歯周病について知ろう!」でした。

≪歯周病対策!≫
◆クマザサの力で歯周病菌を撃退!…クマザサエキス
◆フィトンチッドで協力除菌!…マウスリセット消えミスト

※各種症状でお悩みの場合は、獣医師までご相談ください。
(診察のご予約はこちら

一覧ページに戻る