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お赤飯で混ぜごはん

おめでたい席に登場するお赤飯を使って、手作りごはんを作ってみました!

食材

●ごはん
●小豆の水煮の缶詰
●かぼちゃ
●大根
●菜の花
●干しシイタケ
●昆布
●好きなお肉

作り方

作り方
①干ししいたけと昆布はぬるま湯につけて戻しておく。(戻した水分はごはんを炊くときに使ってもOK!)

②炊飯器(またはお鍋)にごはんと小豆の缶詰を煮汁ごと入れ、足りない分は①の戻し汁や水を足します。

③かぼちゃ、大根、干しシイタケ、昆布は好みの大きさに切り、好きなお肉と一緒に煮ておきます。(ごはんと一緒に炊き込んでもOKです!)

④炊き上がったごはんに③をよく混ぜあわせ、最後に茹でた菜の花を混ぜ合わせてできあがり!

豆知識

おめでたいことがあったらお赤飯は定番ですよね!
でも、なんでおめでたい事にはお赤飯なんでしょう?なんとなく、赤はめでたいイメージはありますが…

お赤飯がおめでたいごとに良く使われる理由。それは、『色』に秘密があるんだそうです。

昔から赤い色には災いを祓う力があると信じられていました。過去には赤米を炊きこんで作っていたという赤飯にも災いを祓う力があるとされ、元々はよくないこと(葬儀など)があった時に厄払いとして食べていたんだそうです。

その他にも、赤飯にまつわる面白いエピソードがあります。

赤飯と天然痘のお話なんですが、江戸時代に天然痘が大流行した際に、『天然痘の悪い神様が疫病を連れてくる』とその時代の人は考えていたんだそうです。天然痘の病のあまりの強烈さに困り果てた人々は、『神様を喜ばせてあげたら病気が治るのでは?』と考えました。

具体的にどうやって喜ばせようとしたかといいますと、天然痘の神様は赤い色が大好きな神様なんだそうで、とにかく部屋中のものに赤色を使ってみたり、子供の絵本を赤一色にしてみたり、あの手この手で生活に赤を取り入れていたんだそうです。そして、赤飯も赤い食事として食べれられていたんだそうですね。

そして天然痘から回復したときに、『赤い色のおかげで病気が治った』と喜び、厄払いとして改めて赤飯を食べるというのが当時の風習だったようです。

江戸末期になると疱瘡を予防 することができる様になり、庶民の間で天然痘を治すために赤いものを食べるという風習が薄れていきました。ただ、その中で病気が治った時のお祝としてお赤飯を食べる風習だけが残り、今に至っているのではと考えられているそうです!

今ほど医療が進んでいなかった時代だからこそ、いろんな方法で身を守ることを考えていたんですね!
そんな昔の皆様の思いも含めて、ぜひお赤飯をペットと一緒に楽しんでいただければと思います。

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