白菜
今回は冬の時期、お鍋に漬物に大活躍する『白菜』のご紹介。
旬は10月〜2月。
冬の白菜は、甘みが増して美味しいんですよ。
白菜に含まれる栄養としては
●9割以上が水分
●ビタミンC、K
●カリウム
●鉄、マグネシウム
などを含みます。
白菜に含まれるビタミンKには、骨へのカルシウムの沈着を促進する効果があります。
大量のカルシウムを摂取しても、それが骨へ沈着しなければ強い骨は作られません。つまり、骨にとってはビタミンDと同じく大事な成分なんです。
また、血液凝固にも関わっており、不足すると血が止まりにくくなるというなかなか怖いことが起こります。くれぐれも、ビタミンK不足にはご注意を!
余談ですが、世の中には「オレンジ白菜」と呼ばれる白菜も存在します。
それがこちらです。
オレンジ白菜には、通常の白菜よりも多くのポリフェノール(シスリコピン)が含まれていて、オレンジ白菜の抗酸化力は他の白菜のおよそ1.2倍ほどにもなるんだそうです。
シスリコピンは脂溶性の成分なので、油と一緒に摂取すると吸収しやすくなりますよ!
スーパーで見かけたら、ぜひオレンジ白菜も食材として取り入れてみてください。
以上、食材事典「白菜」でした。