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サンマ(秋刀魚)

サンマの旬は秋。
確かに、脂がのって美味しくなるよね〜という認識でしたが、もしかするともしかすると『秋に食べる意味』があるのではと思い、ゆる〜く考察してみました。

サンマは、中医学的には五行における【肺】の働きを高める食材にあたります。

※五行における【肺】には「皮膚・細胞内の水分を調節し,皮膚被毛(粘膜)に潤いと光沢をもたらす」という働きがあります

秋〜冬は徐々に乾燥が強くなる時期。
皮膚や粘膜の潤いが減ってくるので、皮膚トラブルや気管支トラブルが起こりやすくなる時期でもあります。

そうすると、夏の終わりから秋先にサンマを食べるということは、【肺】を整え皮膚や粘膜が乾燥しないように働きかける事になりますよね。
やはり『旬に食べる意味がある』んだなぁと思います。

その他にも、さすが青魚。
EPAやDHA、ビタミンA、ビタミンDも豊富に含まれている優良食材です。
そしてこれらの栄養をできるだけ無駄なくとるため、いくつか食べ方にも注意点があります。

◆皮を残さず食べる
EPAやDHAは皮の下に多いので、皮はなるべく取り除かずに食べましょう。

◆煮汁ごと食べる
EPAやDHAは煮汁に流れ出してしまうので、なるべく煮汁も全部食べきれるように調理しましょう。

旬の美味しい時期に、たっぷりいただきましょう♪

以上、食材辞典「サンマ」でした。

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