トマト
夏野菜の代表的存在な、トマト。
先日、飼主様の家庭菜園で採れたという美味しそうなミニトマトをたくさんいただきました。
とってもカラフル!
いろんな色がありますね〜。
実はトマトには、大きく分けて3つの色があるんだそうです
・ピンク系…日本の店先に並んでいる生食用のトマトのは主にピンク系です。
・赤色系…缶詰やトマトジュースなどの加工品に使われます。
・黄色系…他の種類に比べて風味がやや弱いですが、さっぱりあっさり食べられます。
この他に、黒系や緑系のトマトもあるんだとか。
黒色のトマトって…??
とっても気になりますね!笑
色の違いは何の違い?と考えるわけですが、どうやら色の違いによって、含まれている色素の種類や量に微妙な差があるようです。トマトの色素といえばリコピンが有名ですが、濃い赤色のトマトにはリコピンが多く含まれているんだそうですよ!
リコピンはカロテノイド色素の一種で、強力な抗酸化作用があります。その抗酸化作用を十分に活用するためには、リコピンをしっかり体内に吸収させることが必要になりますが、リコピンは実は脂溶性(油に溶ける性質のこと)なので、生のままよりも、油と一緒に摂取することで吸収率があがります。
私は生のまま美味しくいただいてしまいましたが笑、刻んでオイルをかけてサラダとしていただいたり、フライパンで油で炒めたりして食べると吸収率が上がっていいですよね。
ただ、注意していただきたいのが、トマトは体を冷やす食べ物であるということ。
「カリウム」と呼ばれる成分を多く含み、暑い夏の日の体温を下げてくれます。この時期にはとっても役に立つ効能ですが、秋や冬にたくさんのトマトを食べてしまうと、体が冷えてしまう可能性もありますのでご注意くださいね。
以上、食材辞典「トマト」でした。