きのこ
本日は、秋の味覚「きのこ」について語ってみたいと思います。
秋の味覚の代表格といえるきのこですが、きのこは生食はできないってご存知でしたか?
なぜ生では食べられないのかまでは調べたことがなかったので、今回ちょっと調べてみました。
結果…
きのこを生で食してはいけない原因は…
実は、はっきりした原因はまだよくわかっていないようです。
いくつかの説を拾い集めてみると、
・加熱しない状態のきのこを食べると中毒を起こしてしまうことが多い
・かさの中に細菌などが入り込んでしまっているので加熱しないと危険
・そもそもきのこは「菌類」なので、加熱すべき
などの意見がみられました。
原因ははっきりしないにせよ、人では生の状態できのこを食べてしまった場合、お腹を壊してしまったり皮膚炎を起こしてしまったりすることがあるようです。
犬猫の方がお腹は丈夫だという前提はありますが、それでも”しっかりと火を通して食べる”ということを意識した方が良いですね。
さてさて、きのこにもいろんな種類があります。
食卓でよく見かけるのはしいたけ、ブナしめじ、えのき、ヒラタケ、マイタケなど。
体によいというイメージの強いきのこ。
実際は、どんな風に体にプラスになる効果を出してくれるのでしょうか?
ざっくりというならば、きのこを食べることで期待できるのは「整腸作用」です。
食物繊維が豊富なため、適量摂取することで腸のお掃除・善玉菌の活性化に役に立ちます。
「体の健康は腸の健康から」と言われるくらい、腸が元気で健康であることは大切なことですので、ぜひ積極的に食材としても取り入れていきたいですよね。
そのほか、きのこの中には様々な効能があるとして機能食品(サプリメント)として取り扱われているものもあります。
有名なのはアガリクス・メシマコブ・サルノコシカケ(霊芝)などでしょうか。
ペット用サプリメントとして、マイタケの抽出物「Dフラクション」も有名ですね。
これらは、それぞれのきのこの中にふくまれる「βグルカン」に注目したものです。
(βグルカンに関しましてはまた別の機会に)
その病気に対しての効果効能はまだまだ研究途中とはいえ、これだけ各種きのこたちが研究されていることを考えると、きのこたちの持っているエネルギーはおそらく非常に大きいものなのだろうと思います。
おいしいだけでなく、そんなエネルギーを持っているなんて、本当にニクいヤツらです笑
ですが、ここで気をつけて欲しいのは「きのこは体にいいから」とそればかりを大量摂取するのはNGです。
それは、きのこ以外の食材でも同じです。
ひとつの食品を大量に摂取するのではなく”バランスよく適量を摂取する”ということを常々意識しましょう!
以上、食材事典「きのこ」でした。