わかさぎ
今回ご紹介させていただくのは、わかさぎ。
わかさぎの旬は冬〜春にかけて。
わかさぎといえば、厚い氷に丸ーい穴を開けて糸を垂らす、氷上釣りを思い出すのは私だけではないはずです。
さてさて、わかさぎに含まれる栄養は
●タンパク質
●カルシウム
●亜鉛
●ビタミンD
●EPA,DHA
など。
わかさぎは、頭も骨も丸ごと食べられる貴重なお魚です。
骨ごと食べられるため、カルシウムの補給にもってこいの食材。
さらに、カルシウムの吸収を高めるビタミンDも含まれているので、漁が解禁となり手に入りやすい旬の時期には、ぜひ積極的に取り入れてもらえたらと思います。
* * * 余談 * * * * *
カルシウムは様々な食材に含まれますが、食材によりカルシウムの吸収率が異なるのも面白いところ。
その吸収率が異なる大きな理由に、
「カルシウムの吸収を促進する成分」が含まれているかどうか
また、
「カルシウムの吸収を阻害する成分」が含まれているかどうか
が関わってきます。
カルシウムの吸収を促進する成分としては
・ビタミンD
が挙げられます。
一方、
カルシウムの吸収を阻害する成分としては
・フィチン酸
・シュウ酸
・食物繊維
などが該当します。
わかさぎは、カルシウムの吸収を促進するビタミンDを含む上、カルシウムの吸収を阻害するフィチン酸、シュウ酸、食物繊維をほとんど含まないので、カルシウムの吸収がよい食材とも言えます。
いつかわかさぎを釣りに行き、釣りたてを食べたいものです。
以上、食材事典「わかさぎ」でした。