かぶ
今日はかぶについて。
かぶといえば、なんとなく大根と被ってしまうイメージはありませんか?
実際の栄養などを調べてみると…
なんと、予想に違わず大根とかぶる部分が多いようです笑
根の部分(白や赤い部分)には、大根と同じくアミラーゼやリパーゼなどの消化酵素が豊富です。そのほか、ビタミンCや食物繊維も豊富なので、大根と同じく、消化を助け、食べ過ぎや胃もたれに効果があります。
葉部分にはカロテン・ビタミン・カルシウム・鉄・カリウムなどが多く含まれます。実は、実部分よりも栄養が詰まっているのは葉の方。
これも大根と同じです。是非是非捨てずに葉ごといただきましょう♪
さて、かぶといえば春の七草のひとつなんですけれども、ご存知でしたか?
春の七草 … セリ、スズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、ナズナ、スズシロ
ん?
どこにも”かぶ”がないじゃないか!?
って今思いませんでしたか?
実は、かぶの形が鈴に似ているということから、かぶは「スズナ(鈴菜)」と呼ばれるんだそうです。ちなみに、大根はかぶの代わりになるもの、ということで「スズシロ(鈴代)」という名前で呼ばれることになったんだとか。
七草がゆには胃腸を休めていたわる意味があるんだそうですよ。
そんなかぶ、ぜひ食材として積極的に使ってみてください!
以上、食材辞典「かぶ」でした。