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よもやま話

院長よもやま話

尿路結石症を予防しよう!

犬でも猫でもよく見かける『尿路結石症』
結石まではいかなくても、おしっこにキラキラした結晶が見えたことがある方は多いのでは?
まだ結晶だから…と侮っていると、いつの間にか膀胱の中で立派な結石に育ってしまっていることもあります。できるならそんなシュチュエーションは避けたいですよね。

そこで今日は、結石に育つ前(または結石手術後)にご自宅でできるケアについてお伝えしてみたいと思います。

1.水分摂取量を増やす
膀胱炎や結石症のケアとして重要なのは「水分摂取量を増やす」ということ。水分の摂取を増やすことで尿量が増え、尿のミネラル濃度が下ります。また、頻繁におしっこをすることは、膀胱内に存在している細菌や結晶を洗い流すことになるので、結石生成予防としても非常に大切です。

水分量を増やす一番手っ取り早い方法は、食事内の水分量を増やすことです。手作り食は食べるだけで水分も補給できるのでオススメですが、ドライフードやウェットフードに水分を足して食べてもらうのでももちろんOK。または、お肉や野菜を煮たスープでの水分補給も良いと思います。

水分補給量の目安は「おしっこの色が薄いレモン色」になるくらいです。
2.おしっこを我慢させない
なるべく頻繁にトイレができるように環境を整えましょう
先にも述べたように、排尿により膀胱内の細菌や結晶を洗い流すことができるので、なるべく頻繁に排尿させて膀胱内を綺麗に保ちましょう。逆に、排尿を長時間我慢している場合は、膀胱内で細菌が繁殖してしまったり、結晶の結石化が進んでしまったりします。

マメに排尿してもらうためには、トイレを綺麗に保つことがとっても大切です。犬も猫も、トイレが汚いのは嫌なんですね。
「こまめなトイレ掃除・シーツ交換」
「大きく広々としたトイレ(体が入るサイズ)を準備する」

ことをオススメします。

外でしかおしっこができない子の場合は、できる範囲でトイレに連れ出して、なるべく長時間我慢させないようにフォローしてください。

3.運動する
尿路結石の原因の一つに「運動不足」があります。
運動不足は骨のカルシウムが溶け出す原因になってしまうので、その結果、シュウ酸カルシウムが尿中に生じやすい環境になってしまいます。
よく、シュウ酸カルシウムの治療として「食事からのカルシウムの摂取量を減らしましょう(※)」と言われることがありますが、食事からのカルシウム摂取量を制限しても、骨から溶け出してしまうようでは意味がないですよね…。
そんなことが起こらないように、運動はしっかり!ですよ。

※シュウ酸の食事からの摂取については、過去に院長よもやま話でお伝えしています。よろしければご覧になってみてください。
https://filou.jp/hotel/yomo/doctor/yomo13/

また、
『しっかり運動をする→喉が乾く→たくさん水を飲む』
というメリットもあります。

たくさん水を飲んでくれるなら尿量も増えますから、予防になりますよね。
そして、適度な運動はペットにとってもストレスの発散になります。
ストレスを溜め込むことで膀胱炎を発症し尿路結石の素因となる場合もありますので、ストレスをためこまないようぜひ日々の生活に運動を取り入れてください。

 

4.太らせないよう体重管理する
過度な肥満は運動不足に陥ります。
『太る→体が重くて動かなくなる→水を飲まなくなる』
という悪循環に陥りやすくなりますので、体重管理はしっかりしましょう!

いかがでしょうか?
ご自宅でのケアとして取り入れられるものを4つあげてみました。これまで尿路結石を患ったことがある場合も、これからの予防としても、ぜひ心がけていただければと思います。

以上、院長よもやま話「尿路結石を予防しよう!」でした。

≪結石症でお悩みの方に≫
◆膀胱炎の予防に…マジカルパウダー
◆膀胱炎の予防には、口内ケアも重要!…マウスリセット
◆膀胱炎時の水分補給に…栄養スープの素

※尿路結石の食事について知りたい場合は獣医師による食事相談もお受けしています。

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