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ビーツ(火焔菜カエンサイ)

今日は珍しい野菜のご紹介です。

みなさま、ビーツという野菜をご存知でしょうか?

日本では「かえんさい」「うずまきだいこん」などと呼ばれることもあるようですが、一般的にはなじみのうすいお野菜のような気がします。
鮮やかな赤色が特徴的なこのビーツという野菜は、見た目はかぶに似ていますが、実はほうれん草と同じアカザ科に属するんだそうです。

ビーツの旬は6−7月、11月−12月で、その赤い実だけではなく茎や葉っぱも食べられます。
見た目が華やかなだけでなく、栄養もたっぷり詰まった魅力的なお野菜なんですよ!
特徴的な赤色は「ベタシアニン」というポリフェノールの色。
水に晒したり茹でたりするとベタシアニンが流れ出し赤紫色に染まります。この赤色が特徴的な料理として、ロシアのボルシチが有名です。

そのほか、ビーツに含まれている栄養素を列挙してみますと…

【ミネラル】
・カリウム
・マグネシウム
・鉄
・亜鉛
・銅

【ビタミン】
・ビタミンB1
・ビタミンB2
・ナイアシン
・ビタミンB6
・葉酸
・パントテン酸
・ビタミンC

【そのほか】
・ラフィノース(オリゴ糖)
・食物繊維

特に、鉄やビタミンB、葉酸など、貧血を助ける栄養素をたくさん含むので「食べる輸血」と呼ばれることもあるほど。
動物たちだけでなく、貧血に悩む女性にも、ぜひ食べていただきたい野菜です。

生でも食べられないことはないですが、火を通した方が柔らかくなり食べやすいです。
色が染み出たお汁ごと、ぜひいただいてください♪
以上、食材辞典「ビーツ」でした。

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